真打登場で、ビットコイン相場は来年にフィーバー?【週間仮想通貨ニュース相場編】

真打登場で、ビットコイン相場は来年にフィーバー?【週間仮想通貨ニュース相場編】

▶︎あらすじ
今週の仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)相場は、18000ドルを割り込むなど調整局面が続いている。

仮想通貨取引所FXCoinでシニアストラテジストを務める松田康生氏は、現在意識されているのが、シカゴ・マーカンタイル取引所の窓である17000ドルであり、ここを割り込めば16200ドルまで下落する可能性を指摘する。

ただし、そうした中でもビットコインにはこれまでに見られなかったような強気の要素が出て来ているという。10日には米大手生命保険会社のマス・ミューチュアル(MassMutual)が1億ドル分のビットコインを購入したことが明らかになった。

松田氏はこれを「『本物』の機関投資家が参入した」と評価。現在の調整市場もこうした機関投資家の参入で下げ止まっているのではないかという。そして、ポール・チューダー・ジョーンズなどが参入を表明してから、たった半年で生保までが参入するスピード感から「来年は大変なことになりそうだ」と期待を込めた。

また、今週は米ムニューシン長官が自己ホスト型(ユーザー管理型)ウォレットを禁止するという噂に対し、米議員が書簡を提出する動きがあった。松田氏は「いずれ個人ウォレットの規制は避けられないだろう」との見解を述べる。こうした動きが業界にどのような影響を与えるのだろうか。詳しくは動画で確認して欲しい。

▶︎コメンテーター
松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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